今年もあと2日になりました。患者さんとお正月の予定などについてお話しをしていて、気がついたことが一つ。
お屠蘇を飲むという方が少ないのです。
お正月に日本酒を飲むという方はいらっしゃるのですが、お屠蘇って何ですか?と訊かれる事もあったので、調べてみました。
ウィキペディアによると西日本に限られた風習とありました。
なるほど
。
屠蘇散はれっきとした漢方の生薬で、それを日本酒やみりんに前の晩からつけておき、元旦の朝に飲むのです。この漢方の配合は色々あるようですが、一般的には血流をよくして、アルコールの分解やおせち料理の消化を助ける漢方が主流だと思われます。
我が家は祖父母の代から元旦はお屠蘇でした。日本酒だけだと辛いので、日本酒とみりんと半々くらいの、甘すぎず、辛すぎずの割合が今も続いています。
今では、屠蘇散がドラッグストアで買えますから、のんべ派の方はお試し下さい。(そんなに沢山飲めるものでもないので、飲みすぎ防止にもなります!)