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チェコ・フィルハーモニー六重奏団

昨夜は、チェコ・フィルハーモニー六重奏団 のコンサートに行きました。
去年の演奏も聴いたのですが、今年も素晴らしかったです。
小さい編成なのに、響きに深みと広がりがあって、とても幸福な時間を過ごせました。

それにしても、彼らの職人魂というのでしょうか、脱帽ですね。
プロなのだから当然と言ってしまえばそれまでなのですが、一人一人が自分の役割を完璧に把握しているわけですよ。その役割は曲の中で刻々と変化していくわけで、それをいとも簡単そうにやってのける!だからこそ、音楽が音楽たることが可能なんです。
曲の全体を理解し、自分の役割を理解し、かつ、そこに流れる生きた音楽がある。
自己顕示や自己満足ではない、美しい音楽がある。

私の治療もそのようにありたいと、心からそう思いました。
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by may-shinkyu | 2007-05-31 21:41 | 日記

映画「神童」

またまた映画ネタで恐縮なのですが・・・・・

「神童」観ちゃいました。
こんなことは滅多にないのですが、急に予定があいたんですね。
渋谷で一人で映画館に駆け込んでしまいました。

非常にいい映画だと思いました。
日本映画もここまでようやく質が上がってきたか、と嬉しくも思いました。

音楽愛好家にとって、音楽映画というのは評価が厳しかったりするものなのですが、この映画に関しては、自分がピアノをちょっと弾くのでひいき目に見ても、爽やかで透明感のある映画だと思いました。
小さい頃に、ピアノの練習を嫌々やらされた、という経験のある方は必見です。
主人公の女の子が、母親に練習していると思わせるために、ピアノ曲をテープで流すシーンがありました。私はそこまでしませんでしたけれど、ピアノの楽譜の後ろに本を隠して、本を読みながら練習した(ふりをした)、という経験を懐かしく思い出したりしました。

ちなみにリヒテンシュタイン役で出演している人は、ちょっとした知り合いで、彼は実は音楽家なんですよ。

あの時、もうちょっと頑張って練習しておけば、今頃もうちょっと弾けるようになっていたのかなあ・・・・

でもそうしたら、鍼灸師にはなっていなかっただろうしなあ・・・・
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by may-shinkyu | 2007-05-15 23:48 | 日記

映画「バベル」

研修が終わった後、映画「バベル」を観に行きました。

映画の内容も知らず、菊池凛子さんがアカデミー賞にノミネートされたことしか知らず、とにかくタイトルにだけ惹かれて、観に行こうと決めていた映画でした。
語学を学ぶ者として、これはおさえておかないと!という単純な思いだったんですけどね。

密度の濃くて、場面の転換が多くて、強烈なイメージを植えつけられた作品でした。
観ていて辛い場面も多かったのですが、不思議なことに、時間が経つにつれて、辛い場面の中にも希望が見出せるようになりました。
それは、人と人とのつながりは国や言葉を超えたところに存在しうる、という希望です。
もちろん、個人の思いだけでは国や法律は動かせない、という事実も見せつけられます。
それでもなお、人の感情というものは、すべてを超えてリアルなのです。

英語を苦労して勉強してきて、今日なお苦労し続ける身として、最終的に言語を超えて鍼灸や音楽に美を見出す私の原点はこんなところにあるのかもしれません。
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by may-shinkyu | 2007-05-10 22:04 | 日記