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大掃除

大掃除・・・・・・・

何故この寒くて忙しい時期にしなければならないのでしょう。
せっかくの休日なのに、全然休めません。
もっと暖かい時期に掃除しましょう!!と大声で言いつつ、私はお盆と年末には必ず炭を洗います。

めい鍼灸院の床下には炭がしいてあります。その他に、玄関、お手洗い、治療室のあちこちに炭を置いてあります。
この時期に炭は水分を放出してくれるので、カラカラに乾いています。水につけると音をたてて水分を吸収していくのが分かります。半年間、悪いものを吸ってくれて、浄化してくれたお礼に水をかけて汚れを洗い流しました。

文句も言わずに助けてくれてありがとう。

そして、私のもとに足を運んでくださったみなさま、感謝しています。
来る年が、健康で幸せに満ちたものでありますように。
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by may-shinkyu | 2006-12-31 22:07 | 日記

属意が極意

古典を読んでいたら、「属意」という言葉が出てきました。
解説を読んでみると「心を集中すること」「のぞみをかける」
と書いてありました。

原文には「属意病者」とありましたから、病人に心を集中すること、のぞみをかけることを意味するのだと思われます。

これは東洋医学の極意だと思いました。

まず、意識が病者にむかっていることです。病に対してではないのです。
病ではなく、その人を診よ、と古典は教えてくれているわけです。

そして、属はぴったりくっついて離れないことを意味しますから、自分の心を集中させて、病者に寄り添いなさい、そしてのぞみを持ちなさい、とも書かれているのです。

これをイギリス人鍼灸師に話をしたら、"Oneness with patients through spirit"と訳そう、と言っていました。

もちろん技術も知識も大事です。
「属意」がなければ、ただの細い金属物質とヨモギの葉でしかないのです。
かねへんに感じると書く「鍼」にはなれないのでしょう。
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by may-shinkyu | 2006-12-17 21:12 | 東洋医学

ついに復刊

本を買いました。

伝統鍼灸医学を学ぶ人者にとっての必読書の「黄帝内経 素問」「黄帝内経 霊枢」「難経」「運気」の解釈本です。長い間復刊が待たれていた小曽戸先生の新釈シリーズです。

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原典は古代中国語で書かれています。日本人としての利点は漢字が言語のシステムに組み込まれていることですが、欠点は漢字を日本語として理解してしまうことです。

古代中国語は現代の中国語とも異なります。日本人にとっては外国語なのです。
それを英語の文法と日本語の漢字の用法で読んでしまうと、誤った解釈をしてしまうのです。

ですから、このような解釈本が必要になります。
解釈を読みながら、原典を読み、理解を深めていくのです。この作業は私にとって至福の作業です。はるか2000年前に書かれた智恵に耳を澄ます・・・・

現代の忙しい生活には必要なエアポケットなのかもしれません。
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by may-shinkyu | 2006-12-10 14:48 | 東洋医学

太極拳

先週は太極拳のセミナーがありました。3日間の集中セミナーでしたので、学ぶことが多く、今は消化・吸収の作業をしています。

私は鍼灸師のE先生を通して2001年に太極拳・気功・立禅に出会いました。
全く武術の経験がない私(体育の授業で空手を選択したことはありましたが)でしたが、自分にできるかどうか心配でした。
幸運なことに、D先生は覚えの悪い私にも根気強く丁寧に教えてくださいました。

最初の2年は、太極拳の動きを覚えて行くことがとにかく楽しかったのを覚えています。
一つの型ができるようになると、それを身体に覚えさせる過程が楽しくて、毎日練習しました。
それから、D先生の先生であるT老師に出会いました。

T老師の太極拳は、「濃い」感じがするのです。
「濃い」太極拳というのは、老師の周囲の空気の密度が高くて、それぞれの動きがなめらかに見えるもの、と表現すればよいのでしょうか。
一連の動きを覚えただけでは太極拳の真髄は見えてこないことが分かりました。

老師は、気が身体を動かしているんだと説明してくれました。

その奥の深さに感動したと同時に、「もうサボれない」と思いました。
身のひきしまる思いでいます。

セミナーで体験したことを表現する言葉を私は持っていません。
言葉で表現できなくても、それが治療の中で体現できるようになっていけるようになるでしょう。
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by may-shinkyu | 2006-12-07 10:38 | 日記

靴について考えました

新しくウォーキングシューズを買いました。お店ではいてみたときには問題がなかったのですが、歩きやすいのが嬉しくて沢山歩いたら右足のかかとだけが痛くなってしまいました。

我慢して歩いていたら、右足をかばったのか肩がこって頭痛がしてきました。どうも歯をくいしばって歩いたようです。

買ったお店に相談に行って足型を取ってもらい、クッションを入れてもらいました。これで少し様子を見てみることになりました。
問題点は、足が靴の中で動いてしまうことと、私の右足が少し外に傾いているということでした。

たまたま私の足と靴がうまく合わなかっただけなのですが、ここから色々と考えてしまうところが「東洋医学的な日常」です。

足元に不具合があるだけで、肩こり頭痛まで発展してしまうほど、足は大切な器官です。
やっぱり足を靴に合わせてると、身体に影響が出ることを実感しました。
鍼灸でよく使われる大切な経穴(ツボ)は手・足首の周囲に集中しています。やはりそれだけ身体全体へ影響があるからなのでしょう。
足の反射弓(足裏マッサージやリフレクソロジー)も効果が高いとされているのは、足が靴に守られているからという理由だけではないでしょう。

右足の傾きですが、今までに一度も不具合を感じたことはありませんでした。
この傾きは昨日始まったわけではないでしょうから、私は何年もの長い間、右足が外に傾斜した状態で歩いたり、走ったりしているわけです。

要するに、人間とは左右対称でなくても、その中でバランスを取っていくものなのです。
それがその人それぞれの個性であり、身体の使い方であるのです。
それを知った上で、最大限の力が出せるようにするのが健康ということなのでしょう。
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by may-shinkyu | 2006-12-06 10:58 | 日記