開業するまで

鍼灸師は独立独歩型の人間が多いような気がします。

よく言えば、ユニークで自立心が強い。
悪く言えば、協調性がない。

この意味では、開業したいと思う鍼灸師は多いはずです。
(学校のデータによると、開業率は卒業生の1割くらいだそうですが)

私もその一人でした。ただ全然急いでなくて、勉強を続けながら経験と実力をつけてから開業したいと思っていました。

当時、E先生のもとで修行をしながら、鍼灸マッサージ院でアルバイトをしていました。
その生活に不満があったわけではありません。

それでも自分で自分の患者さんを診たい、という思いがありました。
誰にも頼らず、患者さんを最初から最後まで治療できるようになりたいという思いもありました。

弟子やアルバイトという立場で勉強できないわけではありません。
ただ、このままいつでもそばに先生がいて、守られた環境の中で治療できるようになっても、来るべき開業の時に、自立できるようになるのかと不安を感じていました。

だったら、開業しなくても、往診や自宅で友人や親戚を治療することから始めよう。
アルバイト先の先生が使わなくなった治療用のベッドを譲ってくださるという幸運にも恵まれて、
実家の昔の部屋にベッドを置き、知り合いを治療することから始めました。
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by may-shinkyu | 2006-09-05 19:12 | 開業までの道のり


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